ピティナコンペ 地区予選1回目が終わりました(後編)

こんにちは、奏の会ピアノ教室講師の本多祐里加です。
この記事は“ピティナコンペ 地区予選1回目が終わりました”の後編です。

今年は自分の生徒が出ていない級も、小さい子から大人まで、ほとんどを聴いてみました。
会場に長い時間いると、いろいろな会話も聞こえてきますね。
特に保護者同士の会話では「練習させるのに大変でε-(´∀`; )」という言葉がちらほら。
家族のサポートあってこその本番、感謝しないとですね。

自分の生徒の結果発表は立ち会わないようにしているので、全体講評があっても聞けないんですが、今回聞いた講評で印象的だったのは「ピアノは部屋に缶詰になって指を動かすだけが練習じゃない」と言った言葉でした。

D級で「水中散歩をしてみたら…」という曲を演奏した方がたくさんいましたが、みなさん水中がどんな様子か想像できますか?
たぶん、水に潜ったことがなかったり、水族館に行ったことがなかったら想像できないと思います。
体験しないと表現できません。
生でいろいろなことを見て、聞いて、触れて、感じて、たくさん経験することも、ピアノが上手になるために必要です。
ぜひ周りの大人は、子どもをいろいろな場所に連れて行き、いろいろなものを見せ、たくさんの経験をさせてあげてください。

と、おっしゃっていました。
本当に、いろいろな経験をすることは大切なことです。
深い曲をやるようになってくると、まだほんの10年ちょっとしか人生を経験していない子たちに、どうやってこの熱い感情を表現してもらおうか?どうやったら想像できるものか?作曲家が育った国の空気感、行ったことがない子どもにどうやったら伝わるだろうか?と悩むのです。
ヨーロッパの教会の音の響きと、日本のお寺の音の響きは、全く違うんです。
ピアノ以外の楽器やオーケストラの演奏を聴くのも大事です。
バレエを観たり、美術館で絵画や彫刻を鑑賞することも大事。
全部が無理なら、生で経験できない部分は映画やドラマ、YouTubeなどで補って。
いろいろな経験を、演奏の肥やしにしてほしいと思います。

さて、2日、8日、9日と3日間足を運びましたが、演奏後に泣き崩れてしまう子、結果発表を受けて母親にしがみついて泣いている子、悔しい涙を流す子を数人見かけました。
その場では我慢していても、帰りの車で泣いた子もいたでしょう。
私も何度もそんな思いをしたことがあります。
あそこに集まる子はみんな、たった1回の本番のために何千回と練習を重ねて、たくさんの努力を経て舞台に立つんです。
舞台に立つと、緊張もあり、いつもは何でもないことが気になったりするものです。
ドアの開閉、足音、電子音、咳払い、プログラムをめくる音、小さな兄弟の話し声、客席で誰かが動いている感覚など、ちょっとのことで調子が狂ってしまいます。
出演する子の頑張りを見てきた家族も、先生も、その子には一番良い状態で演奏させてあげたいと願っているはずです。
ですから聴く側になった時は、どうか、どうか、ご配慮を。
お願いしますm(_ _)m

うちの4人は予選2回目組も、本選組も、今はリフレッシュ期間中。
3月から同じ曲に集中していたので、みんな飽和状態だし、ダラダラ続けても飽きて良くないので、一旦コンペの曲からは離れてもらっています。
次を控えながら勇気がいることだけど、寝かせるとチーズやワインが美味しくなるように、ピアノも深みが増すのよ♪と信じて、熟成させてます。美味しくな〜れ(笑)
その間に私は次の対策を練り練り。
地区予選2回目を受ける子たちは、子どもと相談しつつ、ちょっと冒険してみるのも面白いかなと思ったり…
どうなるかな?
悔いが残らないように、サポートしたいと思います(^^)
ひとまず、挑戦したみなさん、ご家族のみなさん、お疲れ様でした!













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